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家族の思い出から御霊を感じる

家族の思い出から御霊を感じる

日本へのメッセージ

日本へのメッセージ

パッカー長老ご夫妻,ロックウッド兄弟 名古屋でのファイヤサイドより

去る3月5日,名古屋東ステークセンターにて開催された家族歴史フェア「家族発見の日」にて,家族歴史部管理ディレクターの七十人アラン・F・パッカー長老と,家族歴史部ディレクターのスティーブ・ロックウッド兄弟が基調講演を行った。

二人を紹介した地域会長会の山下和彦長老はこう述べた。「もしわたしたちが,わたしたちの家族,先祖に心を向けるならば,そこに必ず『エリヤの霊』をお招きできて,そして何かが開かれていきます。」

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ロックウッド兄弟─祖父の思い出

山下長老に続いて壇上に立ったロックウッド兄弟は,日本で伝道した息子について語り始める。「わたしの息子のライアンはわたしの家族の中で宣教師になる5世代目なんですね。彼は自分の父親,祖父,曽祖父,高祖父と5代先までの模範に従って伝道に出たというわけなんです。」※1

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ライアンが生まれる前に祖父や曾祖父は亡くなったので,ライアンは彼らに会ったことはない。「わたしの祖父のブラウンおじいちゃん,つまりライアンのひいおじいさんについて思い出します。彼は本当に穏やかで優しい紳士でした。砂糖工場で働いていてアイスクリームが大好きで,特に,アイスクリームの上にピーナッツバターを乗せて食べるのが好きでした。ライアンも同じ食べ方が好きなんですね。息子がそうやって食べるのを見ているといつも,ブラウンおじいちゃんのことを思い出します。祖父から,どのように伴侶を愛するべきか,また息子,子供たちを愛するべきかを学びました。

祖父ががんを患って命が危なくなったときに,孫の一人が尋ねました。『おじいちゃん,残された人たちに伝えたいことはある?』─祖父は答えます。『忘れないでおくれ。いつも神様を愛し,教会に信仰深くあることを。それから,家族がお互いに愛し合うことを。』

彼のお葬式では,この二つのレッスンを参列者の皆で学びました。そしてわたしたちは祖父のようになりたいと頑張っています。わたしたちがピーナッツバターアイスクリームを食べるときに,神様を愛するときに,そしてお互いを愛するときにそれを思い出します。ライアンもブラウンおじいちゃんのようになりたいと望んでいます。

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皆さんに,霊感を与えたり高めてくれたり鼓舞してくれたりする先祖はおられますか?両親かもしれませんし,思い出深い祖父や祖母かもしれません。ライアンのように,直接会ったことはなくても話で聞いている方もおられるかもしれません。その先祖の特別な思い出について,または物語について考えていただきたいのです。」

エリヤの霊

ロックウッド兄弟は聴衆に,先祖の特別な思い出を1分間で隣の人に分かち合うよう勧めた。「わたしが祖父に対して感じた気持ちを皆さんが理解されるよう望んでいます。」─1分後,どのような気持ちを感じたかと会場の人々に尋ねると,うれしい,愛,親しみ,懐かしさ,伝統,恋しい,希望,温かい……といった声が挙がる。

「すばらしい気持ちではありませんか?皆さんはたった1分の間にそれを感じることができました。その気持ちは神様から来ています。」ロックウッド兄弟は聖文を引用する。「御霊の実は,愛,喜び,平和,寛容,慈愛,善意,忠実,柔和,自制であって,これらを否定する律法はない。」※2

「皆さんが今感じた気持ちについて説明したこの聖書の言葉について考えてください。愛,喜び,平和が分かりますね。皆さんは今この場で聖霊を,御霊を感じる経験をしました。そして相手がそれを感じる手助けをしたのです。簡単な短い話をするだけでそれが起こったことを考えてみてください。聖霊が家族について証をするとき,それは『エリヤの霊』と呼ばれます。

エリヤはとても偉大な預言者でした。彼はこの世にいたときに結び固めの権能を持っていた最後の一人です。結び方めの力というのは家族が永遠に一緒にいることを保証する力なんですね。」

それが,教会員が家族歴史を調べる目的だとロックウッド兄弟は強調する。「わたしたちが家族として永遠に一緒になるためです。ライアンは自分のおじいさんに会ったことはありませんけれど,この世の後で再び会うことができるとわたしたちは信じています。」

ロックウッド兄弟は,特に困難を抱えている家族の誰かに対して,先祖の経験談を分かち合うことを勧める。「先祖の話をするときに,彼らが御霊を,同じように感じることができます。家族歴史というのは,家族が一緒になって学び合うことがとなっているのです。」

アラン・パッカーご夫妻

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パッカー姉妹は,パッカー長老との高校生のときの出会いから語り始める。「彼が伝道中には毎週彼に手紙を書きました。そして彼が帰還する頃には,この先ずっと一緒にいたいとお互いに思っていることを知っていました。地上の生涯だけでなく,永遠にです。……子供たちもわたしたちとずっと一緒にいたいと思っています。」

スクリーンには昨年撮影したパッカー家族の写真が映し出される。

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「すばらしいと思いませんか?彼らと永遠に一緒にいられることは本当に喜びです。また先祖の名前を見つけるときに同じ喜びを感じます。わたしの家族の一部だと知っているからです。彼らとも永遠に一緒にいたいと思います。神殿に行って家族の儀式をできることを本当にうれしく思います。」

パッカー長老は姉妹に続き,こう証する。「彼ら一人一人を思うとき,一人でも欠けることはとても考えられません。……家族歴史というのは過去を調べるのみならず,現在のわたしたちの行いを通して,未来にもつながっているのです。この写真の中の子供たちは未来を象徴しています。」

パッカー家には8人の子供,29人の孫がいる。父親のボイド・K・パッカー会長が亡くなったときは,10人の子供と60人の孫,111人のひ孫がいた。そのうち29人がパッカー長老の孫である。「わたしたち家族の写真を父に見せたことがあります。『全員がお父さんとつながっているんだよ』と伝えました。神殿で執行される儀式によってそれが可能になるのです。」

家族を御霊で結ぶ思い出の力

「先祖の歴史や思い出やいろいろな話,情報を記録してくださるようにお願いします。」パッカー長老はそう語り,父親のパッカー会長のエピソードを紹介する。終戦直後の日本へ若き空軍兵士として進駐していたとき,乗車中の夜行列車の窓外に飢えた少年の姿を見てお金を上げようとしたが,窓が開かず渡せなかったのであった。※3

「その経験談はわたしの人生に影響を与えています。皆さんが先祖の歴史や記録を集めてそれを分かち合うとき,子供,孫,ひ孫やさらなる子孫にまで影響を与えられると知っています。わたしの父がその少年の話を分かち合ってくれたように,皆さんも,家族と分かち合い教える行動を起こしてくださるよう願っています。そうするとき,わたしたち一人一人が祝福されることを知っています。」

最後に再び山下長老が登壇し,こう呼びかけて締めくくった。

「他の誰かと,家族についての思い出を,簡単な話から始めて互いに分かち合う。また自分の家族の中で,誰か分かち合ったほうがいいと感じる人を思い浮かべて,分かち合う。それをぜひ実践してほしいと思います。そうするとき,今日,皆さんが感じたと同じようなエリヤの霊を感じることができますように,心から祈ります。」

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