リアホナ2010年2月号 ─豆知識⑳─

    ─豆知識⑳─

    奉仕──幸福の原則

    奉仕は,人を霊的に強める最も純粋な方法の一つと言えるでしょう。実際,より困難な状況にあって,だれかのために何かをしたり与えたりすることによって心が高められるのです。ダリン・H・オークス長老は2009年4月の総大会で無私の奉仕について話しましたが,最後に次のように述べています。

    「これらはすべて,何かを得るためではなく,与えるために行動し,奉仕するときに,わたしたちの幸福と充実感は増し加わるという永遠の原則を示しています。

    救い主は,自分を捨てて人に仕えるのに必要な犠牲を払うことで,御自身に従うようにと教えておられます。これを実践するならば,主はわたしたちに『神のあらゆる賜物の中で最も大いなるもの』(教義と聖約14:7)である永遠の命,すなわち父なる神と御子イエス・キリストのみもとで生活する栄光と喜びを約束しておられます。」

    以下に,この奉仕の原則を生活の中で実践している実例を紹介しましょう。

    小さな簡単なことによって

    数年前,車で大事故に遭って以来,絶えず腰痛に悩まされるようになりました。コルチゾン治療剤〔訳注――副腎皮質ホルモン剤の一種〕の副作用で,痛みを和らげる電子装置を付けないかぎり,一度に45分以上座っていることも2時間以上横になっていることもできません。しかし,主のために奉仕したいときには,この限られた貴重な時間を利用する方法を身に付けてきました。わたしにも同様の境遇にある人にも,家にいながらにしてできることがたくさんあります。

    召し。電話や手紙での対応しか望まない姉妹たちに訪問教師として連絡を取っています。訪問教師指導者でもあるわたしは,扶助協会からの誕生日カードを送ることも楽しんでいます。

    家族歴史。『個人の先祖ファイル』(Personal Ancestral File)に情報を入力することによって家族歴史の探究を始めました。当初,日々の目標は,コンピューターの前に座っていられる時間を1分単位で延ばすことでした。こうした努力を一日に何度か試み,ついにインターネットへのアクセスが可能になったときには,それまでの3か月間で自分のコンピューターファイルに入力した名前は700を超えていました。それからおよそ1年後には,4万人以上の名前を提出しました。その後もわたしはますます励んでいます。また,家で名前の索引作りのボランティアをする機会もあります。ボランティアを始めるには,FamilySearchIndexing.orgにサインインするだけでいいのです。

    友人。わたしと同じように家にこもりがちな友人のリストを持っています。おしゃべりしたり,安否を確認したりするために,定期的に電話をかけています。

    目立たない仕事。所属しているワードのバプテスマ用衣服がきちんと分類されていませんでした。そこでバプテスマの衣服一式を家に届けてもらい,サイズやタイプ別にラベルをはった箱に整理しました。わたしにできることは限られていますが,小さな簡単な方法で天の御父や周りの人に奉仕するとき,計り知れない喜びと心の平安を感じます。

    バージニア州,ジェシカ・エドワーズ・エングルステッド◆