リアホナ2008年2月号 ─豆知識②─家族で災難に備えるためのパンフレット1,000万部が合計23の言語で出版

    ─豆知識②─家族で災難に備えるためのパンフレット1,000万部が合計23の言語で出版される

    (地域福祉部)

    ソルトレーク・シティー,2007年4月20日

    デビッド・セイと妻ジャニーは先日,自分たちの通う教会が発行する2冊のパンフレットを読み,実践的な内容に感銘を受けた。パンフレットには,より上手に金銭管理を行い,自然災害や失業に備えるうえでの提案が具体的に記されている。

    オーストラリアのタスマニア島(州)にあるローンセストンの町はソルトレーク・シティーから遠く離れているが,自助と自立に重点を置く末日聖徒イエス・キリスト教会の福祉プログラムによる最新の動きは,すでにこの町をはじめ世界各地に届いている。

    末日聖徒イエス・キリスト教会は,家計と食糧貯蔵に関する基本的な原則を伝えるため,『財政管理』と『家庭貯蔵』という新しい2種類のパンフレット1,000万部を現在世界各地に送っている。パンフレットは23の言語で読むことができる。

    新しいパンフレットは,世界中のあらゆる文化圏の人々に,家族単位で堅実な福祉プログラムを実践するよう教え勧めることを目的として発行された。

    『財政管理』のパンフレットには,家計を無理なく健全に保つ方法として次のような勧告が載っている。「支出の記録をつけましょう。月ごとの収入と支出を記録し検討してください。必ずしも必要でないものに使うお金をどのように節約するかを決めてください。」

    『家庭貯蔵』のパンフレットには,家族に向けた次のような提案が載っている。「飲料水を貯蔵しましょう。水の汚染や断水はいつ起こるか分かりません。」また次のような勧めもある。「ジュースや炭酸飲料水によく使われるプラスチックボトルを使用することもできます。」

    ジャニー・セイの姉妹であるウエンディ・アトキンソンも,パンフレットに掲載されている情報が簡潔で実用的である点に感銘を受けた。「まず感じたのは,どんな状況でも実行できる内容だということです。難しすぎるという感じは受けませんでした」と彼女は語った。

    フイリピンのマリキナで二人の子供を育てるベリンダ・ボリラは新しく出版されたパンフレットについて,とても分かりやすくて簡潔でありながら,備えをすることについてだれもが知っておくべきことがすべて盛り込まれていると話す。また,内容と構成が明快で的を射ているため,パンフレットに載っている原則を子供たちに教えるのがとても容易になるだろうと語った。

    教会福祉部のジェフ・ニューイは次のように話している。「この二つのパンフレットは家庭での貯蔵と家計のやり繰りに関する原則を簡潔に教え,住む場所や個人の状況を問わずそれらの原則を実践するよう勧めています。読むと希望が持てるようになります。まず何品かの食料品を貯蔵し,漏れない容器に水を保存し,毎週少しずつ貯金をして無理せず始めることによって,家族で災難に備えられるということが分かるからです。」

    1800年代以降,この教会の初代大管長であるジョセフ・スミスから現在のゴードン・B・ヒンクレー大管長に至るまで,末日聖徒の指導者は賢明な生活と自立の原則を教えてきた。それらの原則の中には教育,労働,倹約,貯蓄,奉仕や寛大な献金を通して人を助けること,不慮の災難に備えた貯蔵などがある。

    先日行われた教会の半期世界大会において,管理ビショップリックのキース・B・マクマリンビショップは,,ゴードン・B・ヒンクレー大管長の次の言葉を引用した。

    「食糧を貯蔵するのに最適な場所は家庭です。……少しずつ始めましょう。まずは1週間分の食糧から始め,1か月分,3か月分と増やしていきます。……わたしが懸念するのは,長期間の食糧保存をとても無理な目標だと考え,何も努力しない人が大勢いるのではないかということです。少量から始めましょう。そして,適切な目標に向けて量を増やしていくのです。」◆