リアホナ2007年6月号News Box 十二使徒のアイリング長老が明治神宮を表敬訪問

    News Box 十二使徒のアイリング長老が明治神宮を表敬訪問

    ──アジア北地域の伝道部会長らとともに

    伝道部会長セミナーのために来日した十二使徒定員会のヘンリー・B・アイリング長老ご夫妻と七十人会長会のD・トッド・クリストファーソン長老ご夫妻をはじめとする教会指導者が,東京・代々木の明治神宮を表敬訪問した。──4月26日(木)午後3時50分,2台のバスが明治神宮に到着した。明治神宮関係者と地域七十人の新山靖雄長老が迎える中,最初に降り立ったのは十二使徒のヘンリー・B・アイリング長老ご夫妻。丁寧なあいさつと笑顔で歓迎への感謝を伝えた。続いてアジア北地域会長会のエバンズ会長ご夫妻,高長老ご夫妻,山下長老ご夫妻,日本,韓国,ミクロネシア・グアムで働くすべての伝道部会長ご夫妻,実務ディレクターのダニエル・G・リッチご夫妻など,総勢47人の教会指導者が明治神宮を訪れた。

    一行は,風さわやかな神宮の森を抜けて本殿までの散策を楽しみながら,明治神宮の歴史や特徴についての説明を受けた。本殿では,代表してアイリング長老,クリストファーソン長老,エバンズ長老が玉串を奉納する。本殿に隣接する神楽殿では,全員が,雅楽の厳かな音に乗って奉納された神楽舞を鑑賞した。端午の節句の季節柄,神楽殿前には大きな鎧兜が飾られ,訪れた伝道部会長ご夫妻らは日本の伝統美を堪能していた。

    その後アイリング長老,クリストファーソン長老,エバンズ長老の3人は,外山勝志宮司と別室で歓談し,互いの交流を深めた。外山宮司は,約30年前にソルトレーク・シティーを訪れ,中央幹部から記念の皿を贈られたこと,また,開拓者の絵が描かれたその皿を今でも大切に保管していることを語った。

    神道の教義について尋ねたアイリング長老に「神道の教えは生活の中に自然に溶け込んでいる」と外山宮司が答えると,アイリング長老は「それはとてもすばらしいことです。わたしたちの教会の大管長であるゴードン・B・ヒンクレーは,わたしたちの教会の教えも,人々の生活の中に,そして,心の中に自然に溶け込んだものになるべきだと話しています。わたしもそのことを願っています。みなさんが行っていらっしゃったことは,まさに,わたしたちが目指すものであり,尊敬の気持ちを感じさせるものです」と語った。

    明治神宮に十二使徒が公式の訪問を行ったのは,教会歴史の中で初めてのことであり,伝道部会長をはじめとする多くの指導者がともに参詣することも過去に例がない。

    しかし,明治神宮との友好的な関係は突然作られたものではない。約30年にもなる年月の中で,明治神宮関係者のソルトレーク・シティー訪問,明治神宮職員のブリガム・ヤング大学への留学,ブリガム・ヤング大学ハワイ校合唱団が来日した際の本殿での歌唱奉納,教会広報スタッフとの親交など,教会と明治神宮の間で様々な交流が行われてきた。明治

    神宮の手厚い歓迎と準備の中,過去に各国要人が行ってきたように,今回のアイリング長老をはじめとする教会指導者の明治神宮での玉串奉納や表敬訪問も,明治天皇と昭憲皇太后,皇族への敬意を表する形で行われた。

    アイリング長老は外山宮司との会談の中でこう伝えた。「アダムとエバがわたしたち人類の実際の先祖であり,わたしたちはそれを信じています。また,その二人からすべての人類が生まれてきました。」それは,すべての人類が兄弟姉妹であり,教会が国,人種,宗教を越えて,あらゆる人々と様々な交流を続けていることを端的に表すメッセージだった。外山宮司は「これからの若い人たちにもっとたくさんのことを学んでほしい」とアイリング長老にその願いを語り,終始和やかな雰囲気の中で行われた会談を終えた。◆