メインナビゲーションをスキップする

リアホナ2006年3月号約束の祝福は確かに用意されていました

約束の祝福は確かに用意されていました

千葉ステーク東金ワード 高遠茂

ゴードン・B・ヒンクレー大管長から,昨年8月号のリアホナを通して全世界の会員に向け,年内にモルモン書を通読するようチャレンジされ,実行するならば,さらに豊かに主の御霊が注がれるでしょうと約束されました。そのころわたしは夫婦宣教師として伝道中でしたので,人一倍御霊が欲しいときでした。

わたしは以前より,年間を通してモルモン書を通読することを日課としていました。このチャレンジを読んだときにはヒラマン書の途中まで読んで来たところでした。あと残り200ページほどで全部読み終わるところまで来ていましたので,一通り最後まで読んでから,心を新たに,改めてこのチャレンジにこたえようと思いました。そのため8月下旬ごろから読み始めることになりました。そして毎朝,姉妹が朝食の準備をしている間に読むことに定め,特別な思いをもって実行に移しました。その結果,約2か月後の10月下旬には読み終えてしまいましたので,再び最初のページに戻り読み返すことにしたところ,年末までに2回目を読み終わることができました。

短期間の間に続けて繰り返し読んでみると,あたかも通い慣れた道をたどるかのように,次々と展開する情景の記憶がよみがえり,さらに深く,話の前後関係を理解することができました。また,モルモン書を記録した古代の預言者たちが,確かに主から豊かな霊感を注がれて記した書物であるという証を,さらに強く持つことができました。加えて,大管長が約束されたように,主の御霊のお導きが得られたことを証します。

わたしたちは,1年間の伝道の任期が瞬く間に過ぎ去り,昨年12月初頭に解任されました。あまりにもあっけなく,物足りなさを感じていたところ,引き続き,今度はワード宣教師に召されました。わたしはこの召しを心から喜んで,感謝の気持ちをもってお受けすることができました。正直なところ,わたしは教会の召しに対して,今までこれほど感謝の気持ちをもってお受けしたことがなかったように思います。大管長のチャレンジを実行するならば,「主の戒めに従って歩もうとする決意が強められ」るでしょうと約束されたことを今更ながら身にしみて実感しています。そして今までの延長として何ら変わりなく,むしろ,伝道期間中の働きの不足分の埋め合わせをしたいと思い,しばしば長老たちのレッスンに参加させていただいております。求道者に対して証を述べるとき,わたしたち夫婦が同僚として働いていたときとは異なった新鮮で特別な霊感を感じます。求道者の人たちからも,御霊を感じていることが伝わってきます。

一方,家庭の中にもたらされた祝福は,妻の健康が著しく改善されてきたことです。彼女は以前から軽症の糖尿病と高血圧の治療のため,定期的に通院していますが,徐々に正常値に近づいてきて,最近,医者からは

「もう病人とは言えないほどですね」とまで言われるようになりました。さらに彼女は,若いときにけがをした大腿骨の古傷が加齢とともに悪化し,近年は100メートルほど歩いたら腰を下ろし休息を取らなければなりませんでしたので,将来に少なからず不安を持っていました。いつからとはなくその痛みから解放され,今では以前に比べ数倍歩けるようになりました。もちろん彼女も大管長のチャレンジにこたえ,モルモン書を読破しています。これなども約束された祝福の一部ではないかと理解し,感謝しています。

モルモン書には計り知れない霊的な力が潜んでいることを実感することができました。大管長が述べられる勧告は,生ける主が預言者を通して発せられる御言葉であり,約束された祝福が確かに用意されていることを証します。◆