リアホナ2006年1月号News Box 日本──その発展と強さ

    News Box 日本──その発展と強さ

    グレッグ・ヒル『チャーチニュース』(Church News)記者

    日本東京発――若きウィリアム・R・ワーカー長老が1960年代の中ごろに日本で伝道していたとき,日本の教会は29の支部が全国の都市に散らばっているだけだった。

    それから40年たった。現在ワーカー長老は七十人としてアジア北地域を管理している。そして今,日本には40年前の支部とほぼ同数のステークがある,とワーカー長老は語る。

    種がまかれた場所で教会は成長を遂げた,特に東京など大都市での発展は顕著である,とワーカー長老は話す。

    『チャーチニュース』インタビューは,日本東京神殿に臨む,長老のオフィスで行われた。ワーカー長老は,宣教師のころの思い出を語ってくれた。当時十二使徒定員会の会員であったゴードン・B・ヒンクレー大管長が日本を訪問したときのことだ。

    「ヒンクレー長老は将来の教会の発展について話しました。それを聞いて,日本にはすばらしい将来が待っていると思いました。でも正直に言えば,これほど多くのすばらしい集会所と,二つの神殿が建つほど大きく,また,強くなるとは想像しませんでした。ですから今望んでいることは,将来もっと多くの建物や神殿ができ,日本の津々浦々から宣教師が輩出され,忠実で献身的な会員が増えるという見通しが立つようになるということです。日本にはすばらしい会員がいます。」

    日本における伝道は1901年,当時十二使徒定員会の会員だったヒーバー・J・グラント長老によって始められた。しかし23年後グラント大管長によって日本伝道部は閉鎖された,とワーカー長老は語る。日本における本格的な発展は第二次世界大戦後となる。

    教会はますます大きく強くなっている,とワーカー長老は言う。その兆候の一つが,複数の世代にわたる会員の家族が増えてきたことである。

    「40年前にわたしがまだ若い宣教師だったころ,会員は全員が改宗者でした。しかし今や,祖父母とその子供,そのまた子供と,3世代が教会員という家族が大勢います。4世代の家族もあります。

    これこそが教会における大きな幸福と力の源です。……教会の発展に長期的なすばらしいプラスの効果をもたらすことでしょう。

    その結果,教会の中で成長した会員が指導者に召されるケースがますます多くなってきています。彼らは末日聖徒の家庭で育ち,初等協会,若い男性,若い女性に出席し,伝道に出て,そして,神殿で結婚しています。」

    日本における教会の強さを示すもう一つの兆候は,専任宣教師として奉仕する夫婦の数である。「彼らには信じられないほどの影響力があります」とワーカー長老は語る。夫婦宣教師は自分の同胞に働きかけており,助けている相手がどのような日常を送っているのかをよく理解しているので,そのような影響力を発揮できるのだ。ワーカー長老は札幌出身の潟沼誠二長老と妻の陽子姉妹の働きについて語った。潟沼長老は地域七十人を解任された後,陽子姉妹とともに東京南伝道部で専任宣教師として働いた。

    「伝道部長は潟沼夫妻をあるワードに送りました。潟沼夫妻が再活発化に取組んだ結果,聖餐会の出席者率が35パーセント上がったという報告を受けています」とワーカー長老は語る。再び活発になった人の多くは,潟沼長老が指導者としての召しを果たしていたときに知り合ったかつての指導者たちだった。

    ワーカー長老は,アジア北地域会長会の副会長を2年務めた後,8月から同地域の会長の務めを果たしている。ワーカー長老の言葉には,若き宣教師として,またその後伝道部長として仕えた日本人に対する深い愛情が感じられる。彼の言葉には,教会が日本においてこれからさらに大きく,力強く成長するという信仰が込められていた。◆(Church News, 2005年10月22日付,8-9より翻訳抜粋)