世界のニュース - 2009年11月2日(月) |

記者会見で,60トンの積み荷がサモアに向かっていることを発表するジェームズ・J・ハムラ長老。 ©2009 Intellectual Reserve, Inc. 版権所有

サモアで起きた津波の被害者のためにパレット78枚の救援物資が積み込まれるDC-10機。 ©2009 Intellectual Reserve, Inc. 版権所有

何十ものパレットの一つを貨物用ネットで固定するタシ・タオラ ©2009 Intellectual Reserve, Inc. 版権所有

救援物資には水の容器,車椅子,女性用の衣類などが含まれている。 ©2009 Intellectual Reserve, Inc. 版権所有
ソルトレーク・シティー発,2009年10月6日:先週の津波による被害者を助けるため,救援物資を積んだ貸し切りの貨物飛行機がサモアに向かっている。
「何十もの村が壊滅しました。このため,何百世帯もの家族がすべてを失いました」と七十人第一定員会のジェームズ・J・ハムラ長老は語った。太平洋地域会長会の第一顧問であるハムラ長老は,飛行機で輸送されて来る積み荷が,被害者2,000人の3,4週間分の生活を支えてくれることを期待すると述べた。
60トンにおよぶ食料,衛生キット,衣服,車椅子,水入り容器が載せた78枚のパレットが末日聖徒イエス・キリスト教会が所有するソルトレーク・シティーの倉庫から集荷され,太平洋のサモア島へと向かう12時間の貸し切り飛行機に積み込まれた。
日用品を配送するため,世界イスラム救援が教会の活動に加わった。
「この災害はこの地域で多くの人命を奪いました。ことに非常に必要とされている食料や医療用品について,この空輸貨物はとても重要なものとなるでしょう」とムスリム人道支援組織の通信ディレクター,モスターファ・マーブーブは述べた。
ハムラ長老は近日中にこの地域に出向き,支援物資の配送を視察する予定である。
9月29日サモア諸島とトンガの一部の地域において,マグニチュード8.3の地震があった。このために4つの津波が発生した。これまでに200人近くの死者,これを上回る負傷者,そしていまだに行方不明者がいる。
AP通信によると,米国領サモアの居住者の90%近くがホームレスとなり,生活の糧を失った。
「地震の被害に遭った人々は丘に逃げ,防水シートの下に住んでおり,着替えの服は持っていません」とハムラ長老は語り,このような人々に手を差し伸べることは,教義上の信条から来る自然な行為であると述べた。
「わたしたちは,ホームレスや空腹を余儀なくされているすべての人々に手を差し伸べています」とハラム長老はDC-10機に貨物が積み込まれた駐機場から語った。
十二使徒定員会のクエンティン・L・クック長老は,最近行われた総大会で教会の人道支援の本質について述べた。
「どのような管理人の職を果すときにも,わたしたちはイエス・キリストに従います。わたしたちはイエスが教えと模範を通してお命じになったことを行おうとしています。」
この積み荷は,オーストラリア,ニュージーランド,合衆国政府からの支援を含む包括的な支援活動を補うものとなるであろう。
また教会はフィリピン,ベトナム,インドネシア,トルコなどにおいて継続的に行われている人道支援活動も協力している。