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2011年3月1日,投稿者:ライマン・カークランド
十二使徒定員会会員クエンティン・L・クック長老は,2月にアジアを訪問し,共産党中央委員会委員でありベトナム祖国戦線中央委員会副委員長兼書記長を務めるブー・チョン・キム氏を始めとするベトナム高官と会談した。
末日聖徒イエス・キリスト教会の幹部は,教会実務を管理し教会員を教え導くためにしばしば世界各地を訪れ,時折,こうした機会に教会指導者は政府高官や有識者と会談している。
会談後,クック長老は丁重なもてなしを受け,有意義な話し合いを持てたと述べた。この訪問にはアジア地域会長会のカール・B・プラット長老とハノイの教会指導者ホワン・バン・タン兄弟も同行した。
このベトナムのニュース記事と写真は,ベトナム語のサイトdaidoanket.vn. に掲載された。以下は同記事の英語訳から日本語に翻訳したものである。
2月15日午後,ベトナム祖国戦線中央委員会本部で,共産党中央委員会委員でベトナム祖国戦線中央委員会副委員長兼書記長を務めるブー・チョン・キム氏と副委員長ハー・バン・ヌイ氏は,同教会の十二使徒定員会の一人であるクエンティン・L・クック長老を団長とする末日聖徒イエス・キリスト教会(米国)の代表団と会談した。
末日聖徒イエス・キリスト教会はモルモン教会またはLDSとしても知られている。同教会は,米国で4番目に大きい宗派で,ユタ州ソルトレーク・シティーに本部を置く。
会談でクエンティン・L・クック長老は,政府とベトナム祖国戦線がベトナムにおける教会員の宗教活動に関心を払ってくれていることに謝意を表し,ベトナムを含む世界各地における教会の歴史と発展について紹介した。また,教会はベトナムをはじめどの国でもその国の法律を遵守し,社会慈善活動に取り組み,貧しい人々や恵まれない人々への援助に関心を向けながら,寛容と調和,社会的な結束,家族の一致を推進していることを強調した。近年教会はベトナムにおいて多くの人道支援活動を行っている。例えば,クアンビン省,ハティン省,ニンビン省,タイビン省,ハノイ市,ホー・チ・ミン市などの各省や市において,身体障害者への車椅子の提供,飲料水用の井戸の設置,貧困層のための医療器具の提供や無償の眼科手術などの活動を行ってきた。また,クック長老は政府とベトナム祖国戦線の高官に,ベトナムの国法の下で国内のモルモン教徒が活動しやすい環境を整えていただきたいとの要望を表明した。
ブー・チョン・キム副委員長兼書記長は,ベトナム祖国戦線の本部を訪ずれた一行を温かく迎え入れ,近年ベトナムで実施された慈善奉仕活動に対して教会に感謝の意を表した。また,政治の分野におけるベトナム祖国戦線の役割,機能,任務について紹介し,全国が共通して負うべき責任について強調した。同戦線は近年,あらゆる宗教も含めて各階層の国民の正当な法的権利を保証することに常に力を注いできた。また,これまで行われてきた宗教活動の一層の発展と多様性を推進することにも力を入れている。それはとりもなおさず,宗教の自由を尊重する共産党,ベトナム国家,およびベトナム祖国戦線の一貫した政策を裏付けるものである。さらに書記長は,モルモン教会がベトナムと米国の国民相互の文化交流を促進する多くの活動を展開し,二国間の友好と協力の発展に寄与するよう願っていると述べ,法律に基づいて教会が活動できる環境を整えるために,忠実なモルモン教徒を含むすべての宗教団体の活動に常に関心を払っていることを強調した。 |