今日の言葉
今日出て行って、主がなさったように行い、主が愛しておられるように愛する機会を探してください。
ヘンリー・B・アイリング管長 2009年10月 |
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モルモン書から
しかし見よ、もしあなたがたが目を覚まし、能力を尽くしてわたしの言葉を試し、ごくわずかな信仰でも働かせようとするならば、たとえ信じようとする望みを持つだけでもよい。わたしの言葉の一部分でも受け入れることができるほどの信仰になるまで、その望みを育ててゆけ。
モルモン書 アルマ32:27 |
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「これほどの光景は見たことがありません。」七十人会長会のクラウディオ・R・M・コスタ長老が日本の東北沿岸にある女川の町に立ち,その破壊の様子を見たときの言葉である。コスタ長老夫妻は日本を回る旅の途中の5月9日,この小さな町に立ち寄った。3月11日,日本を襲ったマグニチュード9の地震直後に津波が発生。女川町はほぼ完全に押し流されてしまったのである。この災害で町の人口の1割に当たる約1,000人が死亡あるいは行方不明となっている。
アジア北地域会長のゲーリー・E・スティーブンソン長老と妻のリサ姉妹とともに女川町長を訪ねたコスタ長老夫妻は,女川町の人たちが買い物や銭湯,病院に行くときに使用できるようにと5台のバンを寄贈した。これに先立ち,スティーブンソン長老と和田貴志地域実務ディレクターは,津波でほとんどの家屋と財産が流失したこの町を訪れ,眼鏡をなくした人に,新しい眼鏡と眼鏡を作るための無料受診券を贈っている。その際いちばん困っていることは何かと町長に尋ねたところ,多くの車が流されたために移動手段のないことが最大の問題であるとの説明を受けた。スティーブンソン長老はバンの寄贈を申し出て,この度コスタ長老がその約束を果たした。
コスタ長老が訪問した大きな避難所では,体育館の床の上で799人が共同生活をしていた。それぞれの家族には2〜3メートル四方のスペースと,救援物資として支給された毛布と衣類が与えられていた。それぞれのスペースはダンボールで作った高さ120センチほどの壁と扉で仕切られているが,プライバシーはほとんどない。3月11日以来これが家であり,仮設住宅が完成し,くじに当たって入居できるまで,まだ数か月ここに住み続けることになっている。コスタ長老は数軒の仮設住宅を調べたが,どれも狭く,必要最低限のものがあるだけでだった。コスタ姉妹とスティーブンソン姉妹は小学校を訪問して,子供たちのために日本中の教会の姉妹たちが作った手提げかばんを校長に手渡した。
コスタ長老は地震後のハイチとペルーも訪れている。しかし今回,山腹まで打ち上げられた大型船,建物の屋上に乗った車,海抜30メートルの墓地に乗り上げて止まった列車など,女川の惨状をつぶさに見て,とても信じられないと語った。東日本大震災の被災者に向けた救援活動として,教会は日本赤十字社と被災した3県に義援金を贈った。教会はまた,物資を購入し,寄付で集められた200トン以上の品物を配送した。約1万人の教会員が約10万時間のボランティア活動を行った。この日本の災害に対する人道支援は,教会の歴史において最大となるであろう。コスタ長老は「大規模な支援が必要とされていることと,人道支援の基金が有効に使われていることを管理ビショップに報告します」と語った。
日本に滞在中,コスタ長老は,横浜と熊本のステーク大会,地域伝道部会長セミナー,札幌伝道部大会を管理した。コスタ長老と姉妹は,仙台のファイヤサイドでも話した。仙台は震源地に近く,被災した会員も多い。コスタ長老は,教義と聖約第88章を引用してこう語った。「1832年,主は……この地に何が起きるのか御存じでした。主はメッセージを送り,心に平安を与え……わたしたちが礼拝する神をもっとよく知ることができるようにされました。」主のもとへ帰った人たちの心には,さらに深い平安があると長老は説明した。
「世界中が皆さんのために祈っています。……わたしには,ここに明るい未来があるのが見えます。先ほど駅に降り立ったとき,命がみなぎっているのが分かりました。前進し全力を尽くそうという強い思いが人々にあるのが分かりました。主に仕えたいという皆さんの望みに感謝します。主がこれからも皆さんを祝福し続けられることを心から確信しています。」
アジア北地域広報ディレクター
コナン・グレームズ
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