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質問:『すべての必要なものを用意しなさい――家庭貯蔵』というパンフレットに載っているのは,大管長会からの最新の勧告ですか。
回答:はい,最新の勧告です。
質問:新しくできた『すべての必要なものを用意しなさい――家庭貯蔵』はどのようなパンフレットですか。新しくなった点ややこれまでのものとの相違点を教えてください。
回答:これは家庭貯蔵の基本を教えるパンフレットで,家庭貯蔵を行うよう勧めています。また,緊急時に備えた貯蔵は自分にもできるという希望をすべての教会員に与えてくれます。小さなことから始め,個々の状況に合わせてできることを行っていけばよいという趣旨で書かれているからです。このパンフレットを読むと,家庭貯蔵は面倒だという先入観を取り除くうえで助けになります。
質問:どこから手を付けたらよいのでしょうか。
回答:普段食べている物のうち貯蔵可能な物を少し多めに買ったり,飲料水を貯蔵したり,毎週少しずつでもいいので貯金したりすることなどから始めましょう。そして,個々の状況や収納スペースが許す範囲で,時間をかけてこれらの貯蔵品を増やしていき,穀物や豆類その他の必需食料品などの基本的な長期保存食品も貯蔵していきます。
質問:食糧貯蔵は,どれくらいの期間をかけて揃えるべきでしょうか。
回答:家庭貯蔵を一度に完成しようとして無理をしたり,借金をしたりするのは賢明ではありません。予算や収納スペースに合わせ,時間をかけて少しずつ貯蔵品を増やしていってください。
質問:3か月用保存食と長期保存食の違いは何ですか。
回答:3か月用保存食とは,皆さんが普段食べている物です。缶詰やパックになった加工食品などがこれに該当します。長期保存食は米や豆などの基本的な食材で水分が非常に少なく(10パーセント以下),長期間(20?30年)保存することが可能なものです。また,ほかに食べる物がなくてもそれだけで生命を維持することができるような食品でもあります。長期保存食は,少しずつ3か月用保存食に回していくとよいでしょう。
質問:長期保存用の製品はほんとうに30年以上もつのですか。
回答:30年以上もちます。最近の研究によると,水分の低い食品をきちんと包装して室温以下(摂氏24度以下)の部屋に貯蔵しておけば,以前考えられていたよりも長い期間にわたって栄養価が失われず,食べることが可能であることが分かっています。このような研究は過去に行われたことがないのですが,この研究の結果,多くの食品が30年以上保存できることが分かりました (新たな食品の推定保存可能期間の表参照) 。以前は食品の寿命を,「おいしく食べられる状態」を基準に推定していました。このような基準は人の意見や経験に左右されてしまいます。研究報告はありませんが,砂糖や塩,重曹 (豆を水で戻すのに不可欠) ,ビタミンCの錠剤も,非常に長い期間貯蔵が可能です。基本的な食材の中には,短い期間で回転させなければならないものもあります。植物油などがこれに該当し,1,2年ごとに新しい物に交換しなければなりません。 貯蔵時の品質や加工法,パックの仕方,貯蔵方法にもよりますが,食品は長期間保存すると栄養価が失われ,味も悪くなります。しかし,長期間保存された食品でも,緊急時に生命を維持するためには十分役立つことが研究から実証されているのです。
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食品
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「生命維持」を基準にした 新たな推定保存可能期間 (単位:年)
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小麦
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30+
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白米
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30+
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トウモロコシ
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30+
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砂糖
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30+
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インゲン豆
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30
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押し麦
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30
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パスタ
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30
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ポテトフレーク
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30
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乾燥りんご(チップ状)
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30
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スキムミルク
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20
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乾燥ニンジン
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20
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質問:乾燥食品の長期保存には,どのような容器が適していますか。
回答:乾燥食品を長期保存するために推奨されている容器は, 3.8リットル缶(教会食糧貯蔵センターで購入可) やアルミパウチ(教会配送センターを通して購入可), ペットボトル(市販のもの)などがあります。推奨されている貯蔵容器に関するその他の情報についてはwww.providentliving.org にアクセスしてください。
質問:古い乾燥した豆類の調理法を教えてください。
回答:乾燥した豆は,古くなるほど煮えるまでに時間がかかります。まず,虫食いのないきれいな豆を選り分けます。1カップの豆に対して3カップの水を沸騰させ,煮立った湯の中に豆を入れます。次に,1カップの豆につき小さじ3/8の重曹を加えてふたをし,1時間以上置きます。豆が古い場合には,重曹の量を増やす必要があるかもしれません。次に,豆をざるに上げてよくすすぎ,豆が浸るくらいの水を加えて火にかけます。沸騰したら火を弱め,豆が柔らかくなるまで弱火で1,2時間煮ます。豆が十分柔らかくなるまでは塩などの調味料を加えないでください。詳しい情報は,『すべての必要なものを用意しなさい――家庭貯蔵の基本調理法』(All Is Safely Gathered In: Family Home Storage Basic Recipes〔英文〕)を参照してください。
質問:洪水で,貯蔵食が水浸しになってしまいました。取っておけるものと捨てなければならないものを区別する方法を教えてください。
回答:洪水の水がかかった食品は,すべて食べられません。缶やアルミパウチで完全に密閉してある食品は,きれいな飲料水で容器を洗浄した後,きれいな飲料水約3.8リットルに対して大さじ1杯の無臭の塩素系漂白剤(液体)を入れた水溶液に15分間ひたせば,食べることができるようになります。この水溶液は,その場で作ったものでなければなりません。容器を開ける場合やもう一度保存する場合は,自然乾燥で完全に乾かしてからにしてください。詳しい情報は,Food Safety and Inspection Services(合衆国農務省の出先機関)から入手することができます。
質問:72時間キットとは,どのようなものですか。
回答:教会員は,不慮の事態に備えて基本的な食料と水,現金を蓄え,さらに,時間をかけて,長期保存食を蓄えるよう勧められています。これらに加えて,教会員は,ストレスの多い状況で役立つようなものを蓄えておくとよいでしょう。
その他の家庭貯蔵について
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